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MOEのままにDRRR!!を愛でています。 シズイザに悶絶。
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「シズちゃんのこと大嫌いだよ」
池袋で通りを歩く静雄を見つけて臨也は声をかけた。
「あぁ?」
「知ってる?今日はエイプリルフールだよ!」
顔に苛立ちを浮かべた静雄に向かって、腕を広げて臨也は言い放つ。
「それが何だってんだ?」
「うん、オレにとっては今日もエイプリルフールなんだ」
「…わけ分かんねぇこと言ってんじゃねぇよ」
臨也の理解できない発言に静雄は眉間のしわを更に深くした。
そんな静雄を見つめながら笑顔を浮かべて臨也は口を開く。
「大嫌いだよシズちゃん」
「エイプリルフールだっていうなら、大好きだって発言するべきじゃないのか?」
やたらと世間でいう4月1日のイベント性にこだわる発言をする臨也の意図をくみ取ろうと考えながら静雄は疑問を口にした。
するとそれを聞いた臨也の口角が上がった。
「シズちゃん、オレのこと嫌い?」
「今日が4月1日だっていうなら…」
静雄はポケットから煙草を取り出して口にくわえると、ライターでその先に火をつけた。
そして煙を吐き出してから臨也をにらみつけて言った。
「大好きだ」
「!」
自分の思い描いていた言葉を静雄の口から吐かせることには成功したが、思った以上にその言葉に予想だにしない威力が含まれていたことに臨也は動揺した。
合わさっていた視線を外すと、静雄に背を向けて走り出す。
「待て臨也!池袋に来たてめえをボコる!!」
「…っ、また今度ね!」
静雄を撒くために路地に入ると、しばらくして走っていた足を止めた。
「思っていた以上だった…クソっ」
臨也の脳内に流れるのは、先ほどの自分を見つめながら好意的な言葉を語る静雄の姿。
「オレが素直でないことは分かってる、シズちゃん相手だと毎日口から出るのは嘘ばかりだ」
そう、オレがシズちゃんに紡ぐ言葉は………。
一年365日がエイプリルフール。
終
短いのにエイプリルフール当日にUPできずに反省。
静雄は静雄で、うっかり口にした「大好き」という言葉がしっくりきすぎて困ればいい。